社員インタビュー

アルバイト先だった別の引越し業社で当社の先輩と出会い、その方と一緒に私も当社に入社しました。引越し業務を7年間担当していましたが、30歳までに、どうしても海外で生活したいという夢があり、2012年に退職。イギリスとオーストラリアで合わせて2年半生活していました。もともとサッカーと音楽、ファッションに興味があったので、イギリスにはどうしても行きたかったんです。イギリスには学生ビザで行き、英語が話せないので、半年間語学学校に通いました。そこでビザが切れてしまったのでいったん帰国。再度ワーキングホリデーでオーストラリアへ行き、農場でトマトのピッキングの仕事をしていました。夢だった海外生活で貴重な経験ができて、よかったと思っています。

帰国してから、日本での仕事を探していたところ、引越し業務が忙しいので、アルバイトをしないかと誘ってもらい、再び当社で働くことになりました。ちょうどこの時に結婚をして、正社員になりたいと思っていたのでありがたかったです。その後も引越しを担当していましたが、ステップアップのために自ら申請して、2018年４月に現在の部署に異動しました。工場で使用する高圧ガスの運送業務を担当しています。それまでは一般の家財道具のみを運んでいましたが、高圧ガスという特殊なものを運ぶため、免許が必要ですし、高圧ガスの性質やタンクの扱い方、作業方法なども一から研修を受けました。この仕事をするにあたっては、危険が伴うのではという不安が大きかったのですが、リーダーに同行してもらい、細かなことまでとても丁寧に教えてもらったことで、作業にも自信をもって臨めるようになりました。本当にいいリーダーに巡り合えて、感謝しかありません。

高圧ガスは、工場を稼働するための生命線ともいえる重要なものです。その分責任感も大きいですが、やりがいもあり、誰かの役に立っているという実感も今まで以上に感じています。工場の始業前に運び込まなければならないので、毎朝6時頃から業務は始まります。早寝早起きの習慣がついて、とても健康的になりました。渥美半島も回るのですが、朝日を見ながらの運転は清々しくて気持ちのいいものです。
仕事のモットーは、何と言っても事故を起こさないこと！です。運転時に、車間距離を意識することはもちろんですが、自分のルーティンとして、出発前に必ずバルブを3回チェックするようにしています。これも自分の中でのルーティンを決めておくことが大事だと先輩からアドバイスを受けて、始めたことです。先輩たちのきめ細やかな指導のおかげもあり、無事故継続中です。

当社は東三河ではネームバリューのある会社です。そのグループ企業というスケールメリットが大きく、たとえば福利厚生が充実しているのは従業員として嬉しいことです。我が家は旅行好きなのですが、どこに行くにも会社提携の宿を格安で利用しています。さらに、業績がよければボーナスの支給もありますし、働く上での大きなモチベーションになります。
今後は、専門職としてさらに経験を積んでいきたいので、高圧ガス製造保守や危険物取扱いなどの、資格取得を目指しています。2度目に入社させてもらった時には、この先ここで働き続けたい！と会社にも伝えています。相手のことを考えてくれる上司や先輩たちに教えてもらったからこそ、今の自分があると思ってます。仕事で少しでも恩返しができれば嬉しいです。